【オフィシャルレポート】12/1(金)開催:公開直前トークショー付き上映会
異世界転生×悪役令嬢ジャンルの人気作品として TVシリーズで大きな反響を呼んだアニメ「はめふら」。
パワーアップした劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』がいよいよ12月8日(金)に公開を迎えます!
公開直前の12月1日(金)にTOHOシネマズ池袋で、劇場版本編冒頭部分のチラ見せ&テレビシリーズ振り返り上映会が実施され、カタリナ・クラエス役の内田真礼さんがトークショーを行いました。
劇場版の本編冒頭部分上映後にステージに登場した内田さん。カタリナのイメージに合わせた水色のドレス姿で「本日は皆さんと楽しく『はめふら』のお話ができたらと思います!」と満席の客席に向かって笑顔満開で挨拶しました。
先んじて完成した本編を鑑賞したという内田さん。「もう多幸感でいっぱい!まさに“ザ・はめふら”の映画が来たぞ!という感じ。これに尽きますね」と手応え十分で「オープニングから帰ってきた感があるし、最後まで観ると劇場版らしい形でアップデートしていて、楽しくて感動して心つかまれるシーンもあります」と胸を張りました。
劇場版は原作の山口悟先生書き下ろしの完全新作ストーリー。新キャラクターも続々登場します。劇場版本編冒頭部分に登場したのは、小野賢章さん演じるアーキル。ムトラク王国からの商隊の少年で、動物と心を通わせる能力があるキャラクターです。
アーキルについて内田さんは「責任感があって強くて男らしい人。無口で何を考えているのかわからないけれど、信念は心に秘めている。カタリナの婚約者ジオルド・スティアートに比べると年齢も若いのか小柄なので、母性本能を感じるキャラクター」と解説し「今回の劇場版ではアーキルを見てほしいと思うくらい魅力的。アーキルを好きにさせられてしまう作品かもしれません。この劇場版ではアーキルがかなり推されています」と予告していました。
「はめふら」シリーズにとって今回の劇場版は約2年ぶりの新作。そんな中「この2年で内田がレベルアップしたことは?」との質問が。これに内田さんは「今までは500メートルを走るのも危うかったけれど、今年1年運動を頑張って1キロは止まらずに走れるようになりました!」とウキウキ報告。そして「最終的な目標は東京マラソンです!」とぶち上げて集まったファンたちを熱狂させていました。
この日はTVシリーズ第1期の第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」、第1期の第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」、第2期の第7話「願いが叶ってしまった…」も上映しました。カタリナを演じる上で意識していることについて内田さんは「カタリナは綺麗なところだけが魅力なのではなく、土にまみれて農作業をしたり、貴族とは思えない食べっぷりを見せたり、お母様に怒られて奇声をあげたりもするので、いわゆる可愛いお姫様をやってはいけない。そこを捨てているのがカタリナを演じる上で大事にしているところ。ヒロインではなく主役でいたい。がむしゃらに頑張るのをカタリナの基本にしているので、そんなところが女性の方たちにも好きなってもらえているのかなと思っています」と打ち明けました。
カタリナの性格は内田さん自身にも影響を与えているそうで「カタリナは真っすぐに人と喋り、笑顔も泣いている姿も素直に見せる。その素直さは気持ちがいいので、私も喜怒哀楽を出すように心がけています。カタリナのそんな素直さは、人として素晴らしいと思うところです」とリスペクトしていました。
今日から12月に突入。本年も残りわずかということで、2023年にやり残したことを発表。“人生で一番いい体になる!”を目標に2023年を過ごしてきたという内田さんですが「でも今年は食べ物が私を魅了している感があって…。年末になるとお餅とかおせちとか美味しいものが出てくる!」と志半ば。しかも12月27日が誕生日であることから「クリスマスケーキと誕生日ケーキがとめどなく出てくるデブ週間がある」と嬉しい悲鳴で「なので自宅にいる時は蒸し野菜や鍋を食べております」と“人生で一番いい体になる!”は2024年に持ち越すようでした。
また「最近経験した破滅フラグ」を問われた内田さんは「…今日です!」と即答。というのも、この日の舞台挨拶にはメアリ・ハント役の岡咲美保さんも参加予定でした。しかし残念ながら体調不良のため出演見合わせとなり急遽内田さん一人での登壇となりました。この知らせに内田さんは「“えっ!?”と思ってビックリした」と驚きつつも、「私も最近までコロナになって破滅フラグだったので…。具合が悪くなる直前ってピッキ!みたいな予兆のようなものがある。喉の痛みや体の節々の痛みとか。私は全然防げず、3日くらい経って“ヤバッ”となりました」と健康管理の重要さを実感しつつ、岡咲さんの回復を祈願しました。
会場のファンも大盛り上がりの舞台挨拶はあっと言う間に終了の時刻に。最後に内田さんは「いよいよ来週に公開が迫ってまいりました。今日観ていただいた冒頭だけでは語り切れない魅力が本編にはたくさん詰まっていますので、カタリナやそれぞれのキャラの魅力、そして『はめふら』の魅力を映画館で余すところなく観ていただきたいです!」と12月8日の封切りに期待を込めていました。