【オフィシャルレポート】12/9(土)開催:公開記念舞台挨拶
異世界転生×悪役令嬢ジャンルの人気作品としてTVシリーズで大きな反響を呼んだアニメ「はめふら」の劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』がついに全国公開!
初日翌日の12月9日にはTOHOシネマズ日比谷で公開記念舞台挨拶が実施され、声優の内田真礼さん(カタリナ・クラエス役)、蒼井翔太さん(ジオルド・スティアート役)、小野賢章さん(アーキル役)、村瀬歩さん(クミート役)が参加しました。
満員御礼で迎えたこの日。カタリナをイメージした青のゴージャスなドレスで登壇した内田さんは、本作について「劇場版ならではのパワーアップがあって、帰ってきた感があります!」と胸を張りました。黒一色の衣装で登壇した蒼井さんは「ライバルが登場!」とアーキルを牽制しながら「ジオルドは白の衣装だけれど、劇場版を観てハラハラしすぎて今日の僕の衣装は黒一色になりました。ジオルドの黒い部分が衣装にまで影響を与えています!」と笑わせました。
一方、小野さんは「今日はアーキル小野で行きます!」と挨拶し「今回初めての参加ですが、なんてハッピーな作品なのかと思いました。エンディングも素敵で僕は34歳既婚者ですが、こんなにニヤニヤしていいものなのかと。良かったねー!と思いました。まるでプレゼントをもらったかのような気分です」と“はめふら”の世界観に魅了された様子でした。村瀬さんは小野さんに倣って「クミ瀬歩です!」と挨拶し「見どころ盛りだくさんの作品で、ショーのシーンなんかも映画館の大スクリーンで観る価値のある仕上がりです。音ハメも気持ちが良くて臨場感を煽る作り。今朝も一度観ちゃいました」と報告しました。
本作でのカタリナについて内田さんは「こんなにうつつを抜かしてもいいのかと…。『もういいですよ、カタリナ』と切られるのではないかと…。バッドエンドを迎えるのではないかと思うくらい可愛い泣き顔を見せたりしているので…大丈夫かな?」と心配。するとカタリナの婚約者・ジオルドを演じた蒼井さんは「カタリナの周りにいるカタリナを好きな人たちは、もはやカタリナの大きな愛の象徴です。だからこれから出会う人もカタリナの愛の一つ。カタリナの愛は無限大に広がっていく」と広い心で受け入れており、その捉え方に内田さんは「え?神!?心が大きい」と驚いた様子でした。だが「ジオルドを演じる身としては?」と改めて内田さんに聞かれた蒼井さんは「やはり黒くなっていくしかない」と語りました。
小野さんは演じたアーキルについて「アーキルは人見知りだけれど印象としては普通にかっこいい。顔面いいなと思いました」と好印象。またアーキルがカタリナに惹かれた理由については「カタリナの見返りを求めない無償の愛。それに何度も会いに来てくれるので『え?好きなの?そんなに用もなく会いに来ないでしょ?』となる」とドキドキしていたという。一方、村瀬さんは演じたクミートについて「義理堅くて人に懐くタイプ。言葉にせずとも感じる仲間との絆に想いを馳せながら演じました」と収録を振り返りました。
また行ってみたい“異国”の話になると、4人でどこに行くかという流れになり、今まで行ったことのないエジプトに決定。小野さんは「ピラミッドが見たい」と言い、最終的にはラクダに乗った内田さんを他の3人が盗賊から守って破滅フラグを回避するという、ゲームのような設定に落ち着きました。
さらに年末恒例、今年の漢字一字をそれぞれ発表。小野さんは「毛」といい「関係各所、SNS等々で“切れ!切れ!”という言葉をもらいながら今年ずっと伸ばしていました。ロン毛で髭というスタイルに憧れがあるので、やっています」と長髪の理由を明かしました。蒼井さんは「美」といい「今後も美を大切にしたい」と宣言。村瀬さんは「老。35歳になって体の変化を感じるから」といい「ラーメンとか食うやんか?これまでは食った次の日に走ればチャラになったものが、ならんねん!全部たまんねん!」と何故か関西弁でボヤいていました。
そして内田さんは「麺」といい「食べたい!と思って頑張って家系に入りました!」と報告すると、会場からは今日一の拍手喝采。「お米を頼んでほうれん草をバウンドさせて混ぜてニンニクやらを入れて…悪いことをしている気がして。でも私30代を楽しんでいると思いました。大人になっていると」と声を弾ませ「来年こそは二郎系ラーメンに行きたい!」と新年の抱負も述べていました。
和気あいあいの舞台挨拶も終了の時刻に。最後に内田さんは「新キャラや新設定が盛りだくさんの内容で、この作品のスタッフさんたちの愛を感じる一本になっています。本編以外の映像特典も手が込んでいるので、映画館で観てもらって“はめふら”面白かった!とSNSで広げてほしい。カタリナたちは元気にスクリーンの中を走り回っているので、何度も映画館に観に来てください!」と大ヒットを祈願していました。